【読書記録】自分で名付ける/松田青子 著
概要
「スタッキング可能」で芥川賞候補となった作家・翻訳家の松田青子氏による妊娠・出産・子育てをめぐるエッセイ。
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感想
個人的には妊娠中に読んで良かったベスト本。
「母乳」「母性」などの日本における妊娠・出産・子育てをめぐる良きこととされている価値観への違和感を的確に表現していて、妊娠以降に私自身が抱えていた違和感が見事に表明されていてページをめくる度に「言ってくれてありがとう!」という気持ちになった。
特に好きなところは「妊婦様」に関する記述だ。
「妊婦様」という妊婦が優遇されることを揶揄する用語があることを妊娠してから初めて知り、私自身少し萎縮してしまったところが、著者が「妊婦様を名乗ってやる」という意気込みに勇気づけられた。
著者は「妊婦様」をめぐる問題を妊婦だけに矮小化せず、日本における「普通」のハードルの高さを問題視している。私自身健康でヘテロで親の金で大学を出てサラリーマンをしてきたある種強者として生きてきたところ、初めて妊娠してある種の弱者となり「普通」のレールから少し外れてしまいとても不安になったが、妊娠に限らず「普通」から外れることがどれだけすぐ近くにあり、自分自身が「普通」から外れた人に寛容でないことにも気付かされた。
【読書記録】妊娠・出産をめぐるスピリチュアリティ /橋迫瑞穂 著
概要
妊娠・出産を取りまくスピリチュアル市場がどのように誕生し、なぜ指示されているのかを研究した新書。
感想
妊娠してから人から非科学的なアドバイスを貰ったり、信憑性の怪しい情報に触れることが圧倒的に増えた。
本書のタイトルを聞いて、妊娠後漠然と抱えていた疑問の答えになるのではと思い読んだが、一定の合点がいき読んで良かった。
妊娠して分かったのだが、現代社会において妊娠・出産は信じられなくくらい大変である。
一例を挙げると結構な確率で股や腹を切って出産していることを知り衝撃的だった。
また、身体的な負荷は仕方ないとしても、社会が信じられないくらい妊娠・出産を応援してくれない。
私は親族も皆祝福してくれた上に、職場環境大変恵まれているが、それでも具体的に育てることを考えていくと意識が遠くなるほど環境が整っていない。
保育園の情報を集めるだけでひと苦労(このためにコンサルを雇いたいと思ったくらい)、保育料は家賃くらい高い、実家が頼れないなら高額の民間ベビーシッターをこれまた家賃くらいの価格で雇うしかない現状でとても社会を目の当たりにして「こんなに大変って事前に知っていたら妊娠しなかったかも…」と正直思った。
そんな社会的困難を目の当たりにしながら、本書を読むと大変納得がいった。
社会が歓迎してくれない妊娠・出産についてスピリチュアルに傾倒すると妊娠・出産や女性性そのものを全肯定してくれるのだから飛びつく人が多いのも納得だった。
さらに日本独自の助産師という職業・制度についても踏み込んでおり、助産師は医療行為ができないため”自然なお産”を推めるという構造も指摘している。
これからもスピリチュアルを心棒する人から謎のアドバイスを受ける日々が続いているだろうが、彼ら・彼女らが心棒する背景を理解したことで興味深く話を聞けそうだ。
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【実体験】コロナ禍2年目の保活 見学中止相次ぐ中の情報収集
コロナ禍2年目に横浜市で保活をしています。
感染拡大が収まらないなか、見学を中止している園も多く、通年のように情報収集できず、四苦八苦しながらなんとか情報を収集しています。
そんな中、私が発見した情報収集方法は以下です。
保育園見学や電話問い合わせでの確認事項はこちらのエントリーを参照ください。
web編
保育士向け求職サイト
全国保育情報センター for学生
保育士を目指す人向けの求職サイトにて保育園の情報が一通りまとまっています。
私が特に見たのは「全国保育情報センター for 学生」に掲載数が多く、項目も揃っていて便利でした。
保育士のミカタ
もう少し生々しい情報を見たい場合は働いている人の口コミが見れるサイトを参照します。
保育士のミカタというサイトは保育士版のOpen Worksのようなサイトで実際に働いている・いた職員の口コミが読めます。
近頃は保育士の一斉退職が問題にもなっていますので、実際に働く職員の方の口コミは大変参考になります。
Google Mapの口コミ
保育園名をGoogleMapに入力すると口コミが表示されます。
投稿者は近隣住民であったり、実際にお子さんを預けている方だったりまちまちですが、口コミの傾向は参考になります。
みんなの幼稚園・保育園情報
保護者の口コミを掲載するサイトです。
掲載数が多く、傾向を比較するには便利です。
足で稼ぐ編
自治体の保活コンシェルジュ
保活激戦区の自治体では、自治体で保活コンシェルジュを設置しているところが多いです。
私も保活コンシェルジュに行って話を聞いてきました。
詳細はこちらです。
近所の児童館で口コミを聞く
自宅近くの児童館は妊娠中から利用登録ができため、妊娠中に行ってみたところ、職員の方より近所の保育園情報を色々と聞けました。
土曜の午後という空いている時間に行ったこともあり、職員1名が30分ほど付きっきりで案内してくれ、その中で近所の保育園の特色や人気、どんな利用者が多いかなど様々な情報を教えてくれました。
保活コンシェルジュは「不正確な情報を教えてはいけない」というスタンスのため個別の具体的な情報は聞けないことも多かったのですが、児童館の職員の方はあくまでイチ個人の雑談ということでざっくばらんに話をしてもらえらえて良かったです。
現地で様子を見る
園内の見学ができない場合も必ず現地に足を運びました。
Googleマップで大体の位置を把握していても、現地に行くことで周囲の環境や園全体の施設の大きさ・雰囲気がわかるので絶対に現地に行くようにしました。
送り迎えに時間帯に行くと、出入りがあり様子がよくわかります。
お散歩先の公園を見る
東京やその周辺の保育園には敷地が広くない園が多く、園庭の代わりに近くの公園に散歩に行っていることが多いです。
そのため、近所の公園を日中に行くと保育園からお散歩に来ているお子さんと職員の様子が見れます。
各園がどこをお散歩しているかは園に問い合わせると教えてくれます。
お散歩カートや園指定の帽子、職員のエプロンなどに園の名前が書いてあることが多く、どこの園からお散歩に来ているかわかります。
お子さんの数に対して何人の職員がついているか、安全への配慮をどうしているか、職員の年齢層などをみることができます。
偶然見かけた例で言うと、たまたま見かけた園で8人のお子さんに対して2人しか職員がおらず、お子さんが車道に飛び出しそうになっている光景を見て、この園は危ないので申し込みを辞めようと思いました。
まとめ
ただでさえ、情報の非対称性がひどい保活がコロナ禍でさらに情報を得辛くなっていますが、できることをwebと足で稼いでやっていくしかないです。
【実体験】コロナ禍の保活 何を確認・質問する?
コロナ禍2年目に第一子の保活をしており、試行錯誤しております。
段々と園見学や電話での問い合わせを重ねるうちに確認・質問事項が固まってきたので私が実際に確認・質問していることをまとめます。
見学や問い合わせ以外の情報収集に関してはこちらの記事をご参照ください。
教育観点
最近の保育園では幼稚園ばりに教育に力を入れているところもあるので、どういったことに力を入れているのか確認しています。
共働きだと平日に習い事に行かせるのは送迎負荷を考えると難しいので、アドオンの費用が発生しても保育園内で様々な体験をさせてくれる園が我が家には好ましいと考えて以下の質問をしています。
- 教育カリキュラムは何をしているか
- どれくらいの頻度か
- 外部講師による指導か
- トイレトレーニングは何歳からどのようにしているか
日々の持ち物
日々の持ち物の多さは家庭での負担になるので、以下を確認しています。
例えばおむつについて、まだまだ1枚ずつ記名しての持参が主流ですが、一部の園では月額契約でおむつ使い放題のサービスを利用している園もあります。
そういった日々の持ち物の違いに園として方針や利用者層の違いも見えてくるので必ず確認しています。
- おむつ持参の有無
- シーツ持参の有無
- 朝の支度入室の有無
- 連絡帳電子化
- 持ち物のうち手作りしないといけないものはあるか
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イベント
平日にイベントが多い場合、調整が難しいので以下を確認しています。
両親共働き前提の保育園でも平日に年に何度も父母会を開催する園もあったりするので必ず確認した方がいいと思います。
- 年間イベントは何があるか
- 保護者参加のイベントはあるか
- 保護者参加のイベントのうち平日イベントはあるか
延長保育利用について
フルタイム勤務予定のため、延長保育の利用可能性もあるので以下を確認しました。
- 延長保育利用者が在園時のどれくらいいるか
- 延長保育について当日に連絡可能か
- 当日連絡可能な場合何時までか
- 連絡手段は何か
- 延長時の補食・夕食提供はあるか
どの園でもコロナ以降、在宅勤務等が増えて延長保育利用者が減っているとのことでした。
コロナ対応
保育所でのクラスター発生が相次いでいるので以下を確認しています。
- 何をしていますか
- 職員への接種方針はあるか
- 園児へのマスクの着用方針はあるか
対策に1つの正解がある訳ではないですが、きちんと考えて対応しているかは確認しておくに越したことないと思います。
また、余談ですがある園を見学した際に「うちの園ではまだ感染は発生していませんが近隣の園ではクラスター発生も起きており、うちもいつ休園になるかわからないので、休園時の預け先についてはみなさん検討しておいてください」と言われました。
どの園も保護者も大変苦労されているのだな・・・と思いました。
雰囲気
- 子供たちが元気そうか
- 先生同士のコミュニケーションが円滑か
- 先生の年齢層は何歳くらい中心か
見学できないとわからないことも多いですが、上記の質問事項を聞くと一通り園の方針が見えてきて比較がしやすくなります。
また、保育園での感染拡大も多いので性能の良いマスクをしていくようにしています。
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【随時更新】コロナ禍2年目横浜市での保活 前倒し&随時アップデートが肝!
前例のないコロナ禍の保活
令和4年(2022年)4月入園の保活は前例のないコロナ禍での保活となり、まさに暗中模索です。
コロナ禍も2年目とはなったものの、感染状況は刻一刻と変わるため、昨年度の保活が参考になるとも限らず、苦労しています。
ここまでやってきてわかったことは
- とにかく前倒しで動く
- 随時情報をアップデートしていく
というのが肝になってくるかな、という感じです。
以下では時系列ごとにやったことを書いていきます。
- 前例のないコロナ禍の保活
- 〜3月:基礎知識のインプット
- 4〜5月:まずは対象の絞り込み
- 6月〜7月:保活コンシェルジュに相談、問い合わせの開始
- 8月〜:園への問い合わせ本格始動
- 8月下旬〜:見学開始&中止連絡が相次ぐ
- 9月〜:園見学中止、zoom見学への移行が進む
〜3月:基礎知識のインプット
初の保活で一切の知識がなかったため、まずは前提知識のインプットをしていきました。
まずは大ルールの理解、自治体の特色をつかむという流れで進めました。
大ルールの理解
ネットでの情報よりもこちらの書籍が体系的にまとまっていてよかったです。
自治体の特色をつかむ
保活は自治体の激戦度、ルールによって動き方がかなり変わってきます。まずは自身の住んでいる自治体の激戦度を調べました。
一部の自治体は独自のカウントによって待機児童数を0としていながら、実態は待機児童がいる場合もあるので、自治体の公式情報と民間の調査結果を検索しました。
ちなみに私の住んでいる自治体は少しずつ改善されていますが、全国的に見ると激戦区という感じです。
4〜5月:まずは対象の絞り込み
自治体が出している保育所等の一覧より、自宅から現実的に通える範囲の保育園をリストアップして、Googleスプレッドシートに書き出していきました。
その中から保育対象年齢が自分の子供に該当する月齢で預けられるところをリストアップしました。
6月〜7月:保活コンシェルジュに相談、問い合わせの開始
自治体の保活コンシェルジュに相談
激戦区の自治体は独自の保活コンシェルジュ(名称は様々ですが、要は相談窓口)がある場合があり、私の住んでいる横浜市にも保活コンシェルジュ制度があるので相談をしてきました。
事前に自治体の保育所利用案内(前年度分)を熟読し、質問をまとめていきました。
手ぶらで行ってしまうと、読めばわかるルールの案内になってしまうので、事前準備をしていってよかったです。
問い合わせ開始
いくつか候補が絞れてきたところで、候補園に問い合わせを開始しました。
普段IT系の末席で働いてる筆者には衝撃だったのですが、問い合わせは基本電話です。
問い合わせフォームがある園はそもそも少なく、その中でも返信が来ない園もいくつかありました。また、一次返答がメールで来ても見学の予約は電話で、という園も多かったです。
(仕事ではslackかせいぜいメールしかしない私には結構なストレスでした…。)
ここで問い合わせたところで、6月の下旬頃はコロナが一時落ち着いていたこともあり、8・9月に様子を見て園見学を予定しているので一旦待ってほしいという回答の園が多く、一旦問い合わせは5園ほどしたところでペンディングとしました。
8月〜:園への問い合わせ本格始動
8月に入ったところで候補の園への問い合わせを本格化しました。
しかし、8月よりコロナウイルスの感染拡大がさらに悪化してしまい、見学は中止、無期限延期というところもいくつかありました。
私が問い合わせた17の保育園の対応方針は以下 に分けられました。
太字の通り、感染拡大を受けて園見学中止が増えました。
- 今年度は園見学を一切中止(3園)→5園に増加
- 緊急事態宣言中は見学を中止。緊急事態宣言の終了次第、再開予定(4園)→1園が保留、1園がzoom見学会に変更、2園は園見学中止
- 一度の参加人数を数人に絞りながら個別に園見学を受付(5園)→一部の見学zoomへ
- 数十名単位の園見学を例年通り実施(5園)
1・2のうち7月中は園見学を実施していた園もあったので、もっと早めに問い合わせをするべきだったと後悔しました。
また、園見学を中止している園でも玄関までパンフレットの受け取りには行って良いという園もあったので、断られた場合は必ずその交渉をしてみました。
8月下旬〜:見学開始&中止連絡が相次ぐ
実際の園見学に行けました
いくつかの園で見学を実際にできました。
ただし、人数を絞っての見学で私1人や私を含めて2人だけの見学でした。
中止連絡が相次ぐ
すでに園見学を予約していた2つの園から、中止の連絡が来ました。
連日報道されている通り、保育所でのクラスター発生しており、園見学以前に休園になってしまった園もあったようです。
9月〜:園見学中止、zoom見学への移行が進む
緊急事態宣言の延長可能性の報道を受けて、緊急事態宣言中は園見学を見送りとしていた園のうち、中止やzoomでの園見学への移行が進みました。
このまま、あまり見れないまま保育園を決めるのかと思うと不安ですが、引き続き保活進めていきます。
【実体験】妊娠中にコロナウイルスワクチンを受けた際の副反応について
私は妊娠後期にコロナウイルスワクチンを接種しました。
自衛隊の大規模会場で接種したため、モデルナ製ワクチンを打ちました。
※どうやって予約が取れたか、会場の様子などはこちらの記事をご参照ください。
1回目の副反応:腕が痛いくらいで発熱はなし
接種直後:特に症状なし
接種から6時間後:腕の痛みが出てくる
お昼に摂取し、その日の夜頃からワクチンを打った方の腕を上げると痛みが出始めました。
冷やすと楽になるので寝る時は腕に冷却シートを貼り、起きている時は保冷剤をバンダナで腕に巻いていました。
ちなみに熱はありませんでした。
接種から18時間後:まだ腕の痛みが残る
接種の翌朝はまだ腕の痛みが残っていました。
引き続き冷却作戦を続けました。
また、発熱は引き続きありませんでした。
摂取から24時間後:腕に痛みが引いてくる
摂取から丸一日経った頃から腕の痛みが引いてきました。
2回目目の副反応:当日夜〜翌日に発熱
事前準備
2回目の接種後は発熱などの副反応が多いと聞くので、以下の備蓄品を用意しました。
冷却シート
1回目に続き、冷却シートを用意しました。
解熱剤
かかりつけの産婦人科に相談して事前にカロナールを処方してもらいました。
妊婦でも飲める処方の解熱剤はドラッグストアで売り切れていることも多いので、事前に処方してもらうことをおすすめします!
また、私は処方はしてもらったものの「できるだけ飲まない方がいい。発熱が2日続いたら飲んで。1日は我慢して」と言われました。
スポーツドリンク
腕が痛くなることを見越して、小分けのペットボトル商品を購入しておきました。
麦茶
甘い飲み物をあまり続けて飲めないので、麦茶も沢山買い置きしておきました。
水分補給は麦茶とスポーツドリンクを交互に飲んでいました。
レトルトのお粥
食欲がなくても食べられる物を用意しておきました。
冷凍うどん
消化によく栄養がある物を用意しておきました。
毛布
悪寒がする場合、欲しくなる。腕が痛くなってから出すのは辛いのですぐ使えるところに出しておくのがおすすめ。
ペットボトル保冷容器
高熱のとき、冷たい飲み物が飲みたくなるのですが、いちいち冷蔵庫に取りに行くもしんどいのでこちらが大変役に立ちました。
接種直後:特に症状なし
1回目同様に接種直後は腕に痛みもなく、特に症状はありませんでした。
腕の痛みに備えて、帰宅後すぐにシャワーを浴びておきました。
接種5時間後(当日午後):腕の痛み発生、発熱はなし
5時間程経つとワクチンを打った側の腕を上げると痛くなってきたので、冷却シートを貼りました。
発熱はまだありませんでした。
副反応かわからないのですが、やたらお腹が空いてアイスとじゃがりこを食べました。
接種12時間後(当日夜):ついに発熱。倦怠感
37.3度に発熱し、寒気がするので毛布を出して寝ました。
少し頭が痛く倦怠感ありました。
毛布を出すのも腕が痛いので、事前に出しておくのがおすすめです。
ここから、就寝時間になりベッドにはずっと入っていたのですが、寝苦しく1時間おきに起きて水分補給をしたり汗を拭いたりしていました。
接種14時間後(当日深夜):ついに38度台!全身寒くて暑い
38.2度まで体温が上昇し、汗だくでした。
保冷剤をバンダナに包んだ物を首に巻くと暑さが軽減されて少し楽になりました。
接種17時間後(翌日未明近く):高熱&空腹で起きる
熱で寝苦しいのと、著しくお腹が空いたため深夜というより未明頃に、一回起きてお粥を食べました。
さっと食べられるのでレトルトのお粥を買っておいて良かったです。
接種20時間後(翌朝):少し熱が下がってくる
少し熱が下がり37.3度になりました。まだ少し倦怠感がありました。
夜中汗だくだったのでシャワーを浴び、着替え、布団乾燥機をかけて寝床を乾燥させて、その間にバナナとソイジョイを朝ごはん代わりに食べてからまた寝ました。
高熱ではなかったため解熱剤は結局飲みませんでした。
接種24時間後(翌日昼):微熱が続く
37.1度と微熱が続きました。
なんとなくだるいものの、食欲はあるので買っておいた鍋焼きうどんをお昼に食べました。
眠くはないのでベッドで横になりながら映画を見てました。
通常の風邪と違い、ただ熱があるだけでくしゃみや咳がないので少し楽な分、何かしらの暇潰しも用意しておくといいですね。
接種17時間後(翌日夕方過ぎ):まだ微熱が続く
まだ37.0度と微熱が続きました。
とはいえそれ以外の不調もないので、夕飯は買い置きのミールキットを使ってさっと済ませました。
買い物に行くのはしんどいので、ミールキットなどを用意しておくのをおすすめします。
接種36時間後(翌日夜):ちょっと熱が下がり始める
36.8度となり、少し熱が下がり始めました。
私は平熱は36度台前半なので、ちょっとしんどいなくらいでした。
少し早めにベッドに行き、本を読んだりしながらゴロゴロと過ごしていました。
接種45時間後(翌々日朝):微熱が下がりきらない
接種の翌々日の朝にも36.7度で熱が下がりきりませんでした。
一度起きたものの、怠くて朝食を軽く食べて再度寝ました。
腕の痛さはやや続いており、重い物を持ち上げるのはしんどかったです。
接種から50時間後(翌々日昼):ついに熱が下がる
接種の翌々日のお昼すぎからついに36.3度まで熱が下がり平熱となりました。
怠さもなくなりました。
腕の痛みだけ続きました。
摂取から55時間後(翌々日夜):また微熱がぶり返す
接種の翌々日の夜になり、また37.8度に微熱がぶり返し、やや怠くなりました。
腕の痛みも続いていました。
接種から62時間後(3日後朝):ついに熱が下がり切る
接種3日後を迎え、ついに平熱の36.4度に戻りそこから熱がぶり返すこともありませんでした。
腕の痛みは数キロ以上の重いものを持ち上げると感じるものの、それ以外ではほとんど感じなくなりました。
その後も腕が腫れるなのなど(モデルナアーム)の症状は現れず元気に過ごしています。
まとめ:備えあれば憂いなし!
2回目は2日間発熱が続き、結構辛かったです。
事前に買ったものはどれも役に立ったので、これから打つ方にも事前準備をおすすめします。
妊娠中にコロナウイルスワクチンを自衛隊大規模接種で受けた話
コロナウイルスワクチンを一刻も早く受けたいと思い、自衛隊大規模接種の予約を取りモデルナ製ワクチンを摂取をしてきました。
気になる副反応についてはこちらにまとめています。
妊娠中特有に気になったことなどはこちらにまとめています。
自衛隊大規模接種の予約の取り方
「自衛隊 ワクチン 東京」と検索すると、防衛省のHPが出てきますのでそちらから予約します。
自治体からの接種券を準備
自治体から郵送で自宅宛に届く接種券が予約には必須です。
摂取券に載っている地区町村コード、個人に割り当てられている接種券番号が予約に必要です。
後述の通り、クリック戦争になるのでPCやスマホにこの2つの番号を事前に辞書登録しておき、少しでも早く正確に入力できるようにしておきました。
空き枠はなかなかない
予約を取った2021年7月時点では、枠は常に埋まっている状態でした。
キャンセルも同サイトで可能であり、日に何度もサイトにアクセスしてキャンセル枠も狙っていましたが、数日続けても空き枠に出くわすことはありませんでした。
事前準備は受付開始時間の確認とLINE友だち登録
期間ごとに予約の受付開始時間が決まっているので、そこが狙い目です。
受付開始時間についても同サイトに載っています。
予約サイトに「LINE予約(東京センター)はこちら」というQRコードがあるので、そちらより「自衛隊東京大規模摂取センター摂取予約」というアカウントとLINEで友だちになっておくことをおすすめします。
クリック戦争!LINEからの読み込みがなぜか早かった
常に枠が埋まっている状態のため、受付開始時間であっても簡単に予約は取れず、壮絶なクリック戦争となりました。
私はiphone1台、Macbook air1台で受付開始時間に待機していました。
Macbook airは最新のM1チップス搭載モデルで処理速度が早いので、本命でした。
しかし、実際予約が取れたのはiphoneのLINE経由でした。
受付開始時間からブラウザ・LINE共に動かないまま20分ほど経過したところで、LINEからの遷移画面のみ動き始めました。
そのまま特に問題ないまま予約は完了しました。
その後Macのブラウザはしばらくそのままにしていましたが、1時間過ぎたところでやっとつながり、すでに空き枠なしとなっていました。
摂取の際の持ち物・服装
必須の持ち物は自治体からの接種券と身分証明書です。
また必須ではないですが、摂取券に同封されている予診表も記入して持参すると、当日の待ち時間が減ります。
また、後述の通り、少し歩くのと暑いプレハブの建物で待つ時間があるので熱中症対策で飲み物もあるといいです。
服装については腕が出しやすい服でいくと当日の摂取がスムーズです。
私はノースリーブのワンピースで行きましたが、半袖Tシャツでも問題ないと思います。
東京駅からのアクセス
会場である大手町合同庁舎3号舎には複数の駅からアクセス可能で、私は東京駅から行きました。
東京駅から徒歩でも15分ほどで行ける場所にありますが、妊娠中の上暑い日だったのでシャトルバスを利用しました。
シャトルバスは丸の内南口 TOKIAビルの向かいあたりから出ています。
バスが何台も止まっているので一眼見てどこかわかりました。
案内係も数名いました。
会場の様子・接種の流れ
シャトルバスを降りてからも5分ほど歩き庁舎に着きました。
まずはプレハブ製と思われる仮設の会場にて受付をしました。
受付の入り口は1回目と2回目接種で分かれていました。
※摂取会場はかなり混み合っているので性能の良いマスクの着用をおすすめします。
荷物検査をし、検温をし、必要書類が揃っているからの確認をすると色のついたクリアファイルに書類をまとめて渡されました。
このクリアファイルの色で会場内の動き方が決まっており、その後「◯色の方はこちらです」と案内されます。
庁舎に入ってからもひたすら色ごとに案内に沿って移動していきました。
医師による事前問診で
- 妊娠中である旨
- 幼少期にMMRワクチンで高熱を出した旨
- 貧血のための服薬をしている旨
を伝えましたが、問題なく摂取できました。
注射を打ってくれた方も大変優しく「残り半分くらいですよ〜」などと声をかけながら打ってくれました。
摂取後、2回目の予約する受付に案内され、担当職員がiPadで空き状況を見ながら最短の摂取可能日を提案してくるので、その中で希望の時間を伝え予約を取り、職員が予約日時を記入したA4サイズの紙を渡されました。
アナフィラキーショック対応のため摂取完了から15分経過するまで待機しました。
2回目の摂取予約に10分ほどかかったので待ち時間は5分ほどでした。
帰りもシャトルバスがある
会場から出て数分のところにシャトルバスがあり、往路と同じく東京駅丸の内口まで送ってくれるのでシャトルバスを利用しました。
所要時間
全体的にスムーズで、所要時間は受付開始から30分ほどでした。
2回目の摂取も予約以外は基本同じ流れでした。
ただ、2回目の接種の際には妊婦やその他身体の不自由な方優先レーンに通されたため、所要時間と移動距離が短くなりました。
1回目の摂取時にはなかった、週数を聞かれたり、各職員に声をかけられたりと妊婦への気遣いが増えてました。
私のお腹が大きくなったからなのか、方針転換があったのかは不明です 。
自治体の若者向けの予約がとても遅かったのでこちらで接種できてよかったです。